「特変」結成編4-1「笑わぬ花(2)」

あらすじ

「私に彼を殺せと云っているのね」☆「「特変」結成編」4章1節その2。図書館でチョコレートフォンデュお疲れ様会を開く謙一くんと美玲さん。あろうことか客が増えますが、皆さんは決して真似しないでください。新居でもやらない方がいいと思います。

↓物語開始↓


Face_mirei

【美玲】

やっぱり図書館といったら、チョコレートとコーヒーだよね~


Face_kenichi

【謙一】

本当にこんなのが図書館のヌシでいいのかなぁ……


 そんなこんなでお茶会はのんびりまだ続いていた。


Face_kenichi

【謙一】

美玲さん、そんなに食べて大丈夫なんですか? 朧荼が糖尿病心配してましたけど


Face_mirei

【美玲】

甘い物は別腹だから、糖分も別次元にグッバイされるのです~


Face_kenichi

【謙一】

実際そうだったら全國の女性の研究の的にされますね


Kenichi

 あと熱血大噴火シリーズは断じて甘い物ではない。


Face_noname

【noname】

【???】「……うっわ……何か凄い臭いがすると思ったら今度はフォンデュしてる……」


Face_kenichi

【謙一】

あ、砂川ごきげんよう


Kenichi

 ものっそい怪訝そうな目でテーブルに置かれた濃厚チョコソースを見詰める図書委員さん。
 B等部の砂川さんだ。もう名前覚えた。


Face_mari

【砂川】

…………


Kenichi

 ……この謎の気まずさは、多分火曜日のアレの所為……と思いきや、コイツは中々の人見知りなのが少し前の初対面時に即座発覚、今だってその類いのものだろう。
 ざっくり云えば初見の譜已ちゃんみたいな感じ。厳密にはまっっっっっっったく異なるんだけどな。


Face_kenichi

【謙一】

今度、図書委員皆で研修するんだってな。頑張れよ


Face_mari

【砂川】

……何でそんなヌシ先輩にも話したことないのを、よりにもよって井澤先輩が知ってるんですか……?


Kenichi

 凄く嫌な顔をされた。ほら、コレとか譜已ちゃんと全然違う。


Face_kenichi

【謙一】

色々思うことがあってな。取りあえず俺、目先の目標の一つに此処の学生全員覚えようって思って。砂川は割とよく此処で会うからな、優先的に色々調べた


Face_mari

【砂川】

……怖っ……


Kenichi

 それについては至極真っ当なリアクションである。
 砂川は常識陣である。


Face_mari

【砂川】

っていうか、この学園どんだけ人居ると思ってるんですか……? 同学年の人たち覚えるだけでも、精一杯ってレベルなんですよ?


Face_kenichi

【謙一】

お前って3年だろ今? 参考までに聞きたいんだけどどうよ、同級生の人達どんだけ覚えてる?


Face_mari

【砂川】

5人も居ませんよ


Kenichi

 砂川は積極的な人見知りである。まるで参考にならなかった。


Face_kenichi

【謙一】

まぁ難易度は分かってるつもり。でも、まーやっといた方がいいかなって


Face_mari

【砂川】

……………………


Kenichi

 砂川はシャイである。表情をあまり見せてくれない。今何考えて沈黙してるんだろ。高評価はされてなさそうだ。


Face_kenichi

【謙一】

取りあえず砂川ちゃんのことをもっと知ろうかなぁ。何か今頑張ってることとかあるのか?


Face_mari

【砂川】

どんな文脈を作れば先輩が黙り帰ってくれるのかは結構頑張って考えてますけど


Face_kenichi

【謙一】

なるほど


Kenichi

 砂川はちょっと毒舌混じりである。


Face_mari

【砂川】

……ヌシ先輩も、いい加減図書館の雰囲気と衛生に気を遣ってください。焼き菓子とかコーヒーはまだ二千歩譲ってセーフとして、フォンデュって


Face_kenichi

【謙一】

お姉さん、痛いところ突かれてますよ。どう対抗します?


Face_mirei

【美玲】

学園の寮にゲーム機置くのは赦されてるのに何で図書館でフォンデュはダメなのー? どう、コレ大人なロジックだよね井澤くん


Face_kenichi

【謙一】

おお。思いの外悪くない反撃だった


Kenichi

 まあ図書館的に都合の良くない、虫が寄ってくるという大きな違いがあるのでその比較は微妙過ぎるんだけどね。
 あとほっぺに付いてるチョコが大人のなけなしの説得力を粉微塵にまで砕いている。


Face_mirei

【美玲】

話は変わるけど砂川さん、私がオススメした散髪屋さん行ったー? 行ってないでしょー
(`ε´)


Face_mari

【砂川】

何故話を変える


Face_kenichi

【謙一】

え? 美玲さん床屋さん勧めたんですか? 砂川だって一応女子ですよ?


Kenichi

 何故か砂川は拳を握っていた。顔には出なくても身体には出る女の子である。


Face_kenichi

【謙一】

せめて美容院とかでしょ


Face_mirei

【美玲】

そんなオッシャレーな施設優海町にあるわけないじゃーん


Kenichi

 ああ……何故か納得して落ち着いてしまう……。


Face_mirei

【美玲】

だから出来るだけオッシャレーに仕上げてくれる、年頃の女の子に優しいお店を紹介してあげたんだよねー。お姉ちゃん優しい


Face_mari

【砂川】

他の町の美容院行けばいいだけじゃないですか


Kenichi

 砂川、圧勝。


Face_mirei

【美玲】

でも実際ほんとに、優海町は全体的にお洒落は発展してないかなぁー……優海町での最先端ってユストビで開いてるお店なんじゃないかな


Face_kenichi

【謙一】

そりゃこんだけ閉塞的じゃあなぁ……


Kenichi

 あの決して広くない駅ビルで狭くても出店してるファッションストアたちが優海町の少年少女の選べる流行の限界とな。何か意図せずペアルックが蔓延りそうだな……。


Face_kenichi

【謙一】

あ、でも凪ってあれ軽くパーマかけてないっすか?


Face_mirei

【美玲】

え?


Face_kenichi

【謙一】

何かクネクネした髪型じゃないすか。俺そういうの全然詳しくないけど……そういう髪癖つけるのって自分だけじゃできなさそうなイメージが。それこそ美容院行かなきゃいけないんじゃと


Face_kenichi

【謙一】

まああの、情や志穂ほどではないにしても机で突っ伏してばっかりの凪が態々別の町に行ってまで美容院通ってるとは思えないが――


Face_nagi

【凪】

慧眼ね


 口は災いの門フラグ、見事回収である。


Face_kenichi

【謙一】

な、何故このタイミングで、そしてこの来るのにも疲れる場所でお前が現れる――!? もう狙ってたとしか思えないぞ……!?


Face_nagi

【凪】

用があったからに決まってるでしょ。少なくともマシュマロフォンデュパーティーを嗜んでいる貴方たちよりは真っ当な理由だと思うのだけれど


Kenichi

 云い返せねえ。


Face_nagi

【凪】

取りあえず貴方が私をどう見ているのかはよく分かったわ。先に云っておくけど、別に謝らなくていいから。事実なのだし。貴方の口走っていた私の評価は的を射ているでしょうね、ええ


Face_kenichi

【謙一】

すいませんでした


Kenichi

 メタメッセージを拾った俺は戸惑い無く美しい土下座を決め込む。慣れたものである。


Face_mari

【砂川】

しまった油断した……退散しなきゃ……


Face_nagi

【凪】

別に気にしなくていいのよ砂川、私の視界に入らないようにいつも貴方が私を回避していたことぐらい私は分かっているから。ええ、分かっているわ、要は私が怖いということでしょう?


Face_mari

【砂川】

……………………


Kenichi

 砂川は繊細である。何処からかも分からず追い詰められたのかな、何故か俺の隣で土下座した。


Kenichi

 ここは図書館である。


Face_mirei

【美玲】

後輩虐めやめてあげようよ凪ちゃん~


Face_nagi

【凪】

貴方それ以上食べたら糖尿病になるわよ?


Face_mirei

【美玲】

甘い物は別腹だから、糖分も別次元にグッバイなんです~


Face_nagi

【凪】

何バカなこと云ってるの? もう既に頭の血管だいぶ死んでるんじゃない?


 優しさが欠片も籠められてないリアクションも構わず、甘党な美玲はチョコレートフォンデュに嗜む。
 そして何故か謙一の座っていた椅子に凪も座り、さも当然といった調子でマシュマロにチョコソースを付け始めた。


Face_kenichi

【謙一】

え、ちょ、お前も食べるの――? ていうかこの風景にツッコミ少なくない?


Face_nagi

【凪】

いつものことじゃない


Kenichi

 どうやら凪はガッツリ図書館のヌシを知ってるっぽかった。


Face_mirei

【美玲】

凪ちゃんはね、図書館の常連さんなんだよ。だから必然的にこのお茶会の常連さんでもあるの


Face_kenichi

【謙一】

必然的にって何? 美玲さんもしかして図書委員の仕事勘違いしてるんじゃないか砂川?


Face_mari

【砂川】

何を今更……云ったって無駄です……


Kenichi

 このお姉さんは相当なヤンキーに違いなかった。


Face_nagi

【凪】

というかいつも云ってるでしょう。ちゃん付けはよしてって。普通に呼び捨てで良いじゃない美玲さん


Face_mirei

【美玲】

だって私は皆のお姉さんだからねー✨ 凪ちゃんも年下だから、可愛い子可愛い子ってしてあげないと~


Face_nagi

【凪】

…………(←舌打ち)


Face_mirei

【美玲】

流石にその剥き出しのリアクションはお姉さん辛いかなぁ


Kenichi

 と、自然とコミュニケーションしている二人。なるほど、確かに常連なのだろう……このお茶会においても。


Face_kenichi

【謙一】

凪は何か本でも借りに来たのか? 流石文学少女だな


Face_nagi

【凪】

実を云うとその括られ方は好きじゃないわ、二度目は無いと思いなさい


Face_kenichi

【謙一】

美玲さん、俺ほんと凪とのコミュニケーションの仕方悩んでるんだけど何かコツとかない?


Face_mirei

【美玲】

これはただのツンデレさんなんだって夜布団の中で海老反りになりながら必死に云い聞かせることかなぁ~(ぱくぱく)


Face_kenichi

【謙一】

これは絶対ツンデレじゃねえだろ、どの辺デレてんだよって疑念が多分俺は拭えないので使えないコツですね


Kenichi

 でも自分の痛みを無視するという手段か。実際悪くはないのかもしれない。良いとも思わないけど。


Face_nagi

【凪】

本人の前でそんな相談事を披露しないでほしいのだけど(ぱくぱく)


Face_nagi

【凪】

砂川、貴方もそこに突っ立っているだけなら食べればいいじゃない。少しチョコが固まってきてるから早めに食べきった方がいい


Face_mari

【砂川】

え…………ちょ……


 砂川は謙一を見た。


Face_kenichi

【謙一】

……ここで下手に断って奴の機嫌を損なおうものならこの先、情と出くわすよりも辛い経験をするかもしれない


Face_mari

【砂川】

…………少々、お邪魔、します……


 砂川、悲愴な顔をしながらお茶会に参戦。


Kenichi

 砂川の図書委員としての身分は俺が護ってやろう。
 ああ、何て良い先輩なんだ俺は。


Face_nagi

【凪】

……取りあえず後で貴方をしょっ引くのは確定


Face_kenichi

【謙一】

え、何でだよ!?


 という地獄のような会話をしてるとチョコが冷めるので一同ペースを上げてマシュマロを染めていく。


Face_mirei

【美玲】

井澤くんは、ほんとパティシエさんだね~。毎日でも食べたいよ~


Face_kenichi

【謙一】

美玲さんの健康に悪いので暫くやりません


Face_mirei

【美玲】

食べたいよ~~……


Face_mari

【砂川】

……え、コレ、井澤先輩が作ったんですか――?


Face_kenichi

【謙一】

まあ料理スキルはある方だ。あ、因みに凪は――


Face_nagi

【凪】

それ以上あの時の話を拡げるなら貴方の血液でマシュマロを染めてあげる


Face_kenichi

【謙一】

図書館の床まで赤く染めてしまうのもカーペットさんに悪いから深い話はできないが、まぁ日頃から嗜み程度でな


Face_mari

【砂川】

それでも、女子力の高い男子ってことですね……何か……ムカつきます


Face_kenichi

【謙一】

何故!


Face_nagi

【凪】

貴方、ハゲの割には様々な性能がぶっ飛んでるのよね。ムカつくわ。ムカつくわ


Face_kenichi

【謙一】

ハゲてねえ


Kenichi

 そして二回も云わないでほしい。


Face_kenichi

【謙一】

つっても、俺自身あんまり秀才って感じはしないんだけどなぁ……できないことの方が多いし


Face_noname

【noname】

【凪&砂川】「「…………(睨)」」


Kenichi

 凪と砂川のコンビネーション滅殺視線が襲いかかる。怖い、帰りたい。
 ていうかこの二人実は結構仲良くなれそうな気がしてきた。


Kenichi

 取りあえずこの話題を無理矢理にでも終わりにするため、俺はいきなり別の話題を引っ張ってくる。


Face_kenichi

【謙一】

あんま気にしたことなかったけど、凪ってどんな本読んでるんだ?


Kenichi

 椅子もとに置かれた鞄に視線をやる。
 結構パンパンになっている。それだけ本を借りたということ。


Face_nagi

【凪】

そんなことを訊いて何になるのかしら


Face_kenichi

【謙一】

何か思惑があるわけじゃなくて、単純に好奇心だな。ちょっとは俺もしっかりクラスメイトとコミュニケーションをしようとな


Face_nagi

【凪】

はた迷惑な話


Kenichi

 といいつつも脚で蹴って鞄をこっちの脚にぶつけてくる。雑な扱いである。


Face_kenichi

【謙一】

サンクス。それじゃ、ちょっと見せてもらいますかね――


 謙一はフックを外して鞄を御開帳した。


 十冊以上のコミックスの背表紙が姿を現した。


Face_kenichi

【謙一】

マンガじゃん!!?


Face_nagi

【凪】

本じゃない。何か問題あるかしら


Face_kenichi

【謙一】

主に、学園にこのジャンルが充実していることに問題を感じる……


Kenichi

 ゾンビものをまとめ買い、ではなくまとめ借りしてるわけだ。何て素晴らしい学園だろう、ヤンキー達もコレを知ったら図書館に入り浸るようになるかもしれない。


Kenichi

 ただ、凪が借りていたこのシリーズは幾分古いものだった。ギリギリ俺らが生まれたか生まれてないかぐらいの時代のもの。
 パラパラと捲って見ると……正直、あんまりインパクトのないゾンビたちがバトルロイヤルやっていた。


Face_kenichi

【謙一】

何、コレ?


Face_nagi

【凪】

『モンクレボリューションズ』、当時2ヶ月程度一世を風靡して社会現象にもなりかけた王道バトルものね


Face_nagi

【凪】

ただ、タイトル通りに修行僧が拳を交えていた時代は単行本にして1巻で終わりを告げて、そこからは死にきれなかった主人公たちゾンビが☆GEDATSU☆を求めて殴り合ってるわ。10巻まで続いて、その後は筆者行方不明により打ち切り


Face_kenichi

【謙一】

お前そんなのばっかだな……


Kenichi

 凪の選書センスがよく分からない。


Face_kenichi

【謙一】

けどマンガもあるのかぁ……少し家持って帰りたいな。砂川、このジャンル何処にあるの? あと本ってどうやって借りるの?


Face_mari

【砂川】

図書館を何だと思ってるんですか井澤先輩は……ま、まあ仕方無いです。それを案内するのも、図書委員の仕事ですから


Face_kenichi

【謙一】

だそうですよ美玲さん、これが図書委員の仕事だそうですよ美玲さん


Face_mirei

【美玲】

冷めたら冷めたで固まったチョコまいう~☀


Kenichi

 ダメだこの人。


 謙一は砂川に連れられて図書館を歩き始めた。
 ……お茶会の場に、ヌシと常連が残る。


Face_nagi

【凪】

……………………


Face_mirei

【美玲】

――“機能”、教えたの?


Face_nagi

【凪】

莫迦かしら。教える理由が無いじゃない


Face_mirei

【美玲】

そうかな? 必要性と有用性は、あるんじゃないかな? これから3年間、お世話になるクラスメイトで、リーダーくんなんだから


Face_nagi

【凪】

3年も続いてたまるものですか。さっさと潰れてしまえばいいのよ、あんな五月蠅いクラス


Face_nagi

【凪】

案の定、私の平穏を、乱す場所だわ


Face_mirei

【美玲】

……彼は、頼りにならない?


Face_nagi

【凪】

……美玲さんは――


Face_nagi

【凪】

私に彼を殺せと云っているのね


 その時。
 烏丸凪の、椅子とくっついた彼女の影が、揺らめいた。


Face_nagi

【凪】

嫌な予感が、するわ


Nagi

 私の平穏が。
 私が最低限守ってきたモノが。


Nagi

 悉く、壊れ、後戻りのできない処まで堕ちていく――


Face_mirei

【美玲】

……彼、云ってたね


Face_mirei

【美玲】

立ち止まることはできないって。それがこの学園だって


Face_nagi

【凪】

新参者の無知なアドリブなだけじゃない。分かってないわ、この学園に行き着いた者たちが……


Face_nagi

【凪】

どれだけ、救いようのない奴らなのかを――


Face_mirei

【美玲】

それは具体的に、誰のことを云ってるのかな


Face_mirei

【美玲】

凪ちゃんは今、誰のことを第一に思い浮かべながら云ったのかな? それによっては――


Face_mirei

【美玲】

流石の美玲お姉さんも、赦せないかな


Face_nagi

【凪】

……………………


Face_mirei

【美玲】

砂川さんと、だいぶ仲良くなれたんじゃないかな彼は。それは元から彼が、この学園ともっと向き合おうとしてた証。そしてその姿勢は、革命からもっと強くなった


Face_mirei

【美玲】

いずれ、無知じゃなくなる。真理学園に対しても。あの子たちに対しても


Face_mirei

【美玲】

凪ちゃんに対しても


Face_nagi

【凪】

嫌な予感……これ以上、あの人と関わっていたら――


Face_nagi

【凪】

絶対に、そんな事になっては、いけない


Face_mirei

【美玲】

……………………


Mirei

 井澤くん、お願いです。


Mirei

 お姉さんは思います。
 貴方が此処に来る前から、ずっと思ってました。
 この学園には、災害が必要だと……それこそ熱血大噴火シューみたいに、距離など構わず踏み込まれる強大な刺激が迸る毎日が、私はどこかで欲しく思っていたんだと思います。


Mirei

 助けてあげて、井澤くん。
 君がお姉さんにとって求めていた刺激そのものだったなら、君はきっと、誰よりもまず、君のクラスメイト達に苦しめられるに違いないけど、彼女たちこそが――


Mirei

 凪ちゃんが、まず早急に救われなきゃいけない――


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